大文字登山記

お久しぶりです。またまた期間が空いてしまいました。

最近は研究室と家を往復するだけの生活です。分かっていたことではあるのですが、やはりうちの研究室はブラックですわ…

カメラも触れてないし、運動不足も気になってきて、なにか運動しながらいい景色が撮れるようなことってないかな……?

 

 

そうだ、山に登ろう!

 

というわけで今回は勢いだけで大文字山に登ってきた時のことを書きたいと思います!

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大文字山といえば、毎年8月16日に行われる五山送り火が有名ですね!大文字焼きの俗称でも知られていますが、京都人に大文字焼きなんていうと「ご先祖様を送るための火です!山焼いてるわけやありまへん!」と怒られますのでご注意を!

大文字山に登るルートは銀閣寺脇の登山口から登るルートと法然院近くから登るルートがあります。メジャーなルートは銀閣寺脇からなのですが、今回自分は法然院脇のルートを選択しました。

しかしこのルート、登山口に到達するまでがキツイ!見てくださいこの坂を!

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ゼーハーゼーハー言いながら山に入り、2、3回道を間違えながらようやっと登山口に到着!!

さあここからが本番。気合い入れて登りますよ!

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ん?

 

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マ  ジ  か  よ

 

 

 

仕方なく急遽予定を変更し、銀閣寺へ

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木漏れ日が差す哲学の道を10分ほど歩いて銀閣寺脇の登山口に到着!!今度こそ登っていきますよ!

 

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大文字山には三年前にも登ったことがあるのですが、その時は楽々と登っていた気がするんです。しかし、改めて登ってみるとこれがキツイ。

体力が落ちたのか、はたまた記憶の美化なのかは分かりませんが、息も絶え絶え登っていきます。

さらに情けないのが、どう見ても60を超えてるようなおじいさんおばあさんが軽々と登っていってるんですよ。にこやからに挨拶を交わしてくれるおじいさんおばあさんに、息を切らせながら挨拶を返していました。

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ラストスパート感の強い石の階段。でもまだ少しあるんです。

 

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ここが本当のラストスパート!これを登りきれば大文字火床です!

 

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着いたー!!!

 

この日は天候に恵まれ、京都市内全域をはっきりと見ることができました!

どこまでも広がる青い空と夏の名残を感じさせる白い雲、さして眼下に立ち並ぶ京都の街並みを一度に見ることができるこの場所は、京都有数の絶景スポットと言えるでしょう!

京都大学京都御所平安神宮、さらには京都タワーまではっきりと見ることができました!

 

実はここは山頂ではないのですが、大文字山の山頂はひどく地味らしく、今回は山頂に行くことなく帰ってしまいました。いつかまた山頂にチャレンジしたいと思います!

 

大文字山は私のような数年運動してない人でも20〜30分で登りきれちゃうお手軽な山なので、山登りは苦手だなという方にもオススメです!是非皆様も京都を一望できる絶景スポット、大文字火床に足を運んでみてください!

 

 

 

新宿御苑

お久しぶりです。最近研究室生活が始まったSkyLifeです。

ほんと忙しくて忙しくてカフェにも行けてない状況ですが、そろそろブログを更新したいなと。

なので、このブログを始める前に行った場所になるのですが、今回は東京旅行中に訪れた新宿御苑を紹介したいと思います。

 

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新宿御苑新宿駅から西へすこし歩いて行ったところにある広大な緑地です。その歴史も古く、かつては宮内省が管理する試験場だったそうです。戦前は一般公開されてなかったというから驚きですね。

そして新宿御苑といえば、一昨年「君の名は。」で一躍時の人となった新海誠監督作品「言の葉の庭」の舞台としても有名ですね!何を隠そう私も「言の葉の庭」を見て新宿御苑行きを決めたのです。まだ見てない人のためにネタバレは控えますが、主人公とヒロインが階段で想いをぶつけ合うシーンは涙なしでは見れません。まだ見てない人は是非見てください!

作品語りはこの辺りにしていざ新宿御苑へ。映画では駅の改札のようなものをコインを入れていましたが、実際はごく普通に窓口で入場券を購入する方式でした。

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入ってすぐ感じたのは、都会の真ん中とは思えない静けさと涼しさでした。私がここを訪れたのは夏真っ盛りの晴れの日でしたので、新宿駅を降りてからは汗が止まらないくらいの暑さだったのですが、庭園内に入った途端体感温度が5度近く下がりました。

いろんな写真を撮りつつ、「言の葉の庭」の舞台となった東屋を目指して歩いていきます。

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庭園内にはこのような池がいくつもあり、そこに映る木々や空がまた美しい。新宿御苑は春の桜が綺麗だそうですが夏に訪れるのもまた良いと思います。

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この塔は映画にも出てきましたね。庭園内で話した親切なおじさんによるとこれはドコモの電波塔だそうです。

目的の東屋の場所をおじさんに教えてもらい、西へと歩いて行くと

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あったー!!

ここが孝雄と雪乃が雨の日にだけ会っていた東屋です!庭園の端っこのほう、小さな橋を一本渡ったところにあり、なるほど密かな逢瀬にはふさわしい雰囲気がありました。

ここで雪乃は孝雄に対してこんな和歌を詠みます。

 

雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り

雨も降らぬか 君を留めむ

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そしてここは孝雄が雪乃に返し歌を詠った藤棚ですね。

 

雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも

我は留らぬ 妹し留めば

 

この贈答歌が物語を大きく動かすことになるのですが、ここではあえて多くを語らないこととします。気になる方は是非映画本編を!(執拗な宣伝)

それにしても、こんな綺麗な庭園で和歌を贈り合うなんてロマンチックですよね。叶うなら私もそんな恋がしたいものです。

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新宿御苑には日本庭園だけではなく、上の写真のような英国庭園エリアもあります。それぞれ大変広く全体を巡るには二、三時間はかかるのではないでしょうか。

とにかく緑が美しく、気持ちが落ち着く場所です。東京旅行にきたけど人が多すぎて疲れた、どこかでリラックスしたいという人にもオススメです!入場料が200円と大変安いのも魅力ですね!

営業時間  

9:00~16:00

(16:00入園終了、16:30閉園)

休園日

毎週月曜(月曜が休日の場合は翌平日)

入場料金

大人200円 小・中学生50円 幼児無料

新宿御苑公式サイト

http://fng.or.jp/shinjuku/

 

 

 

 

さらさ花遊小路

夜はかなり涼しくなったのに昼間はまだまだ暑い、そんな天候が続いていますがみなさまお元気でしょうか。昼夜の寒暖差で体調を崩さないようお気をつけください。

と、慣れない時候の挨拶まがいのことをしてみましたが今回は「さらさ花遊小路」という隠れ家的カフェを紹介しようと思います。

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京都の三条と四条の間にある京極商店街、それに隣接する花遊小路に目立たずひっそりと存在するこのカフェですが、その地味な外見と裏腹に内装はびっくりするほどオシャレ!そして広い!てっきり老齢のマスターが1人で切り盛りしてるようなカフェだと思っていた私はかなり驚いてしまいました!

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でも、お客さんが女性グループかカップルしかいなくて、男性ひとり客の私は少々気まずかったです。若干そわそわしながら一番定番らしきさらさブレンドを注文。

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苦味はしっかりとしているが飲みやすいといった印象。最近飲んだ中ではかなり美味しい方だと思います。紅茶やフルーツジュースなどもたくさんありますので、コーヒーが得意でない方にもおススメです!

京都にデートに行く方やお友達とショッピングという方は是非行ってみてください!

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京都市中京区新京極四条上がる中之町565‐13

 

立誠図書館

今回は、カフェではなくちょっと変わったところを紹介します。

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「立誠図書館」三条と四条の間、高瀬川沿いの木屋町にある私設図書館です。この説明だとなんの変哲もなさそうに見えますが、この立誠図書館が変わっているのはその歴史。なんとここ、明治から存在した小学校「立誠小学校」の跡地に作られた図書館なのです。

現在、小学校跡地に宿泊施設等の総合施設を建てる工事が進められており、施工終了予定は2年後の2020年。それに先んじて建てられたのがこの図書館となっております。

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内装はこんな感じ。蔵書はそれほど多くはありませんが京都に関係するもの、立誠小学校に関係するものなどまさしく地元密着型の私設図書館といった感じ。

図書館中にはTRAVELINGCOFFEEというカフェも併設されており、コーヒーを飲みながら自由に本を読むことができます。

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私はアイスコーヒーを頼んでみたのですが、この大きな大きな氷!他ではちょっと見れないですね笑

飲み屋街木屋町に存在する落ち着いた空間。みなさんも是非行ってみてください。

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京都府京都市中京区備前島町310−2

公式Facebook https://m.facebook.com/rissei.library/?locale2=ja_JP

 

月と六ペンス

はじめまして、カフェとカメラを趣味としていますskylifeという者です。このブログは自分が見たもの、味わったものを少しでも多くの人に知っていただきたいという思いから開設いたしました。

これが私の初の投稿となります。拙い文章ですが、温かい目で見てくださると幸いです。

 

今回、私が訪れたのは京都府京都市中京区にある『月と六ペンス』という喫茶店です。

サマセット・モームの同名の小説を名前の由来とするこちらの喫茶店ですが、とにかく場所が分かりづらい!ごくごく普通のアパートの二階がこの喫茶店の所在地なのですが、目立った看板もなく、店の前に着いても鉄のドアに張り紙が一枚

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これだけ。おそらく初見の人は回れ右して帰ってしまうでしょう。実際私もノブを回すのに勇気がいりました。

そしてこの喫茶店、さすが小説のタイトルを店名とするだけあってコーヒーを飲みながら店内にある本を好きに読むことのできるブックカフェとなっています。その種類は豊富で、現代小説からシェイクスピアなどの海外古典、そして哲学書や地誌学等々、まさしくよりどりみどり。

メニューはコーヒーやカフェオレ、そして数種類の軽食といったシンプルなもの。店内には落ち着いた音楽がかすかに流れ、客は周りを気にすることなく各々好きな本を好きなだけ読む。まさに落ち着いて本を読むためだけの場所です。

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私はコーヒーを注文したのですが、少し苦めでありながらしつこくなく、ブラックのままでもあっさりと飲めてしまうくらい美味しいものでした。

この日はあいにくの雨でしたが、雨の降る窓際でその場で出会った本を時間を気にせず読むのは、なんとも風流で贅沢な気持ちになれるものでした。

都会の喧騒を忘れ、美味しいコーヒーとまだ見ぬ本との出会いを求めるならば是非オススメしたい喫茶店です。

 

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京都市中京区二条高倉西入ル松墨町62杉野ビル2F