新宿御苑

お久しぶりです。最近研究室生活が始まったSkyLifeです。

ほんと忙しくて忙しくてカフェにも行けてない状況ですが、そろそろブログを更新したいなと。

なので、このブログを始める前に行った場所になるのですが、今回は東京旅行中に訪れた新宿御苑を紹介したいと思います。

 

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新宿御苑新宿駅から西へすこし歩いて行ったところにある広大な緑地です。その歴史も古く、かつては宮内省が管理する試験場だったそうです。戦前は一般公開されてなかったというから驚きですね。

そして新宿御苑といえば、一昨年「君の名は。」で一躍時の人となった新海誠監督作品「言の葉の庭」の舞台としても有名ですね!何を隠そう私も「言の葉の庭」を見て新宿御苑行きを決めたのです。まだ見てない人のためにネタバレは控えますが、主人公とヒロインが階段で想いをぶつけ合うシーンは涙なしでは見れません。まだ見てない人は是非見てください!

作品語りはこの辺りにしていざ新宿御苑へ。映画では駅の改札のようなものをコインを入れていましたが、実際はごく普通に窓口で入場券を購入する方式でした。

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入ってすぐ感じたのは、都会の真ん中とは思えない静けさと涼しさでした。私がここを訪れたのは夏真っ盛りの晴れの日でしたので、新宿駅を降りてからは汗が止まらないくらいの暑さだったのですが、庭園内に入った途端体感温度が5度近く下がりました。

いろんな写真を撮りつつ、「言の葉の庭」の舞台となった東屋を目指して歩いていきます。

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庭園内にはこのような池がいくつもあり、そこに映る木々や空がまた美しい。新宿御苑は春の桜が綺麗だそうですが夏に訪れるのもまた良いと思います。

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この塔は映画にも出てきましたね。庭園内で話した親切なおじさんによるとこれはドコモの電波塔だそうです。

目的の東屋の場所をおじさんに教えてもらい、西へと歩いて行くと

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あったー!!

ここが孝雄と雪乃が雨の日にだけ会っていた東屋です!庭園の端っこのほう、小さな橋を一本渡ったところにあり、なるほど密かな逢瀬にはふさわしい雰囲気がありました。

ここで雪乃は孝雄に対してこんな和歌を詠みます。

 

雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り

雨も降らぬか 君を留めむ

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そしてここは孝雄が雪乃に返し歌を詠った藤棚ですね。

 

雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも

我は留らぬ 妹し留めば

 

この贈答歌が物語を大きく動かすことになるのですが、ここではあえて多くを語らないこととします。気になる方は是非映画本編を!(執拗な宣伝)

それにしても、こんな綺麗な庭園で和歌を贈り合うなんてロマンチックですよね。叶うなら私もそんな恋がしたいものです。

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新宿御苑には日本庭園だけではなく、上の写真のような英国庭園エリアもあります。それぞれ大変広く全体を巡るには二、三時間はかかるのではないでしょうか。

とにかく緑が美しく、気持ちが落ち着く場所です。東京旅行にきたけど人が多すぎて疲れた、どこかでリラックスしたいという人にもオススメです!入場料が200円と大変安いのも魅力ですね!

営業時間  

9:00~16:00

(16:00入園終了、16:30閉園)

休園日

毎週月曜(月曜が休日の場合は翌平日)

入場料金

大人200円 小・中学生50円 幼児無料

新宿御苑公式サイト

http://fng.or.jp/shinjuku/